動画をサイトに投稿するためには
自分も面白い動画を撮影して、動画投稿サイトに掲載したいと考えても、まったくそれらに関わったことがなければどうしていいかわからないものです。他の人はどうやって動画を投稿しているのか、知りたいと感じることでしょう。
動画を投稿するためには、まず「撮影」する必要があります。動画を撮影するには「ビデオカメラ」が必要です。このビデオカメラ自体はインターネットよりも歴史が深いものではあります。ただ、動画をインターネットに投稿するためには「電子データ状」でなければいけません。ここで、旧来のビデオカメラが一気に使用できなくなります。AVケーブルでテレビやビデオと接続するようなタイプのビデオカメラでは、現代の「動画投稿」という用途に対してはやや不便と言わざるを得ないでしょう。
もし、そのようなカメラで撮影した動画をPC経由でインターネット動画投稿サイトに掲載したい場合は、それが可能な形式に「変換」する必要があるからです。アナログ形式で撮影したものをデジタルデータに変換するような接続機器、そのようなツールは、少し前までなら存在していましたが、現在ではあまり見ることができません。それは世の中に出回っている「カメラ」が軒並みデジタル仕様になっているからでもあります。
ですから、これから動画を撮影してサイトに投稿し、人とシェアしたい場合は、もともとの撮影をデジタルで行うのが一番いいのです。デジタルビデオカメラというアイテムは、現在では「デジタル」という言葉が省略されるほど一般化したものです。どこの店舗でどのように探しても、「デジタル」以外の製品を見つけることの方が難しくなっているような状態です。
さらにいえば、じつはわざわざ「カメラ」を購入しなくても動画の撮影は可能であるのです。それは普段使っているスマートフォンなどで十分なクオリティの動画を撮影できるようになっているからです。もともとは携帯電話などに「カメラ」などはついていたものですが、それらは端末の進化とともに高精細なものになっています。高精細になればなるほど、それらのデータが占める容量は増えるものなのですが、それらを再生や撮影の処理をする内部の演算能力、そしてそれらを保存しておけるだけのストージ容量が、端末側に備わってきているのです。
実は、すでにお持ちの機器で動画投稿が可能かもしれません。スマートフォンなどでは撮影したデータをそのまま動画投稿サイトに登録することができるようになっていますし、わざわざパソコンを経由させる必要もないのです。自分の周囲で起こった、思わず撮影せずにはいられなかった出来事を、いろんな人とシェアするためのプラットフォームは、現在においては誰もが有しているものなのです。それらを活用するかどうかは、それぞれの人次第ではあるのですが、もし、あなたが動画投稿サイトに撮影したデータを掲載したいのであれば、まずは「すでに出来るのではないか」と疑ってみることからはじめてみてはいかがでしょうか。